Dreams come true

といっても歌を歌っている人ではないです。言葉通り「夢は叶う」ということについて語ります。うちの会社にある要員(バイト)さんがいるのですが、勇気を与えてくれる人のうちの1人であります。

彼女はmid 40sでまだ小さい息子さんがいます。今はうちの会社のある部署で粛々と経理のお仕事をやっていますが、昔の経歴を聞くとほんとすごいと感心してしまいます。短大を出た彼女はどうしてもCAになりたくて、数えきれないくらい応募をしたそうです。けれど全部だめで、だけど少しでも近いところにいたいから空港近くのグランドホステスをしながら応募を続けたそうです。CAなんて若くなきゃできない仕事なのかな、と個人的に考えてしまいますが、彼女は24歳のときにやっとヨーロッパ系のスチュワーデスになりました。夢が一つ叶いました。長年の夢だったCAの仕事を数年した後、何かのきっかけでアジア特に香港に興味を持ち、まだ日本人が海外で働くなんてそんなpopularではなかった1980年代、90年代に自力で香港のテレビ会社に就職をしました。きっかけは友人が持ってきてくれた新聞の切れ端。周りに「香港に行きたい!!」と言っていたら、それを聞いていた人がたまたま読んでいた新聞に香港の求人広告を見つけてくれたとのこと。また夢が一つ叶いました。中国語(広東語)も現地で学び、今やtrilingual。その後、香港が中国へ返還されたのをきっかけに日本に戻ってくるが、自身の経験を書いた自伝を出版社に売り込み、本にもしちゃった。そしてそれがきっかけで、39歳にして結婚、41か42で高齢出産をし、今に至る。ドラマティックな人生だな、と思う。そんな彼女の口癖は「夢は実現するためにある。叶わなかった夢はなかったから。」そしてあたしにもこう語りかけるのだ、「やりたいことなら諦めないで、それがあなたに正しいことなら、いつかきっと叶うのよ。」と。こんなに心強い言葉はないと感じた。