中途半端

あたしは台湾人の両親を持ちながら日本で生まれ育った。昔は周りを見て「なぜあたしはみんなと同じ環境ではないんだろう?」と疑問に持った事もあった。学生時代も考えてみると、どこのグループにも所属できず、なんかいつも自分の存在について「中途半端」と思っていた。いい意味でも悪い意味でも。働きはじめた今も出向と言う立場で別の会社に行き、気づけば出向元の会社よりも長く働いている。先日現場が終わって昨日、久しぶりに出向元の会社に行くと、ちょうど3月から新体制になるとのことで、みんなレイアウト替え前の準備で大忙し。あたしも自分の荷物をどこか端っこでもいいので置いてもらおうとお願いする。でもここでのあたしの荷物はダンボール1個分。2006年8月に出向後、すぐにここでの机はなくなり、今回新体制になったことによりあたしの所属部署がなくなった。(所属していた「マーケティング営業部」が解散になり今後は「マーケティング部」として活動。しかしOfficialyあたしへの辞令が出ていないので所属は宙ぶらりん状態。)「戻って来れるのだろうか?」そんなこともちらっと思った。あたしは自分が特別uniqueだと考えてはいないんだけど、ふとたまに自分がどこにもfit inしていないと感じたとき「wish I could be like the other people」なーんて思う。でもそんなあたしを必要としてくれる人たちがいて、「それでいいんだよ」と言ってくれる人がいる。あたしにできることはなんだろう。昔からやりたいことは変わってないね、きっと。自分を改めて見つめ直すことができた1日になった。